月別アーカイブ: 2016年6月

社説:参院選に問う 政治とカネ 改革迫る意思を示そう(6月30日 信濃毎日新聞)

社説:参院選に問う 政治とカネ 改革迫る意思を示そう

(6月30日 信濃毎日新聞)

参院選の争点になるべきなのに、なっていない。「政治とカネ」の問題である。公示前には、安倍晋三首相の盟友、甘利明前経済再生担当相が現金授受問題で国民に納得がいく説明をしないまま、政治活動を再開している。・・・・

 

社説:舛添氏後の宿題 市民感覚を取り戻せ(2016年6月30日 東京新聞)

社説:舛添氏後の宿題 市民感覚を取り戻せ

(2016年6月30日 東京新聞)

公金の不適切な使い方をとがめられ、舛添要一氏が東京都知事職を辞して一週間余。すでに関心は、次期知事選候補の顔触れに移りつつある。手つかずのまま残された宿題をお蔵にしてはなるまい。

 一連の騒動は、豪華な海外出張を発端にして、公用車での別荘通いや、政治資金の野放図な使い方が明るみに出て広がった。ところが、・・・・

 

<希望はどこに? くらしと参院選> (1)正社員なら安泰か(2016年6月27日 中日新聞)

<希望はどこに? くらしと参院選> (1)正社員なら安泰か

(2016年6月27日 中日新聞)

◆結婚転職は「男の寿退社」

千葉県市川市に住む介護職員の男性(33)は、三年前から付き合う彼女に結婚を言い出せずにいる。職歴は十年で、今は認知症の人が住むグループホームの施設長を務める。・・・・

社説:婦人参政権70年/1票行使して山を動かそう(2016年06月21日 河北新報)

社説:婦人参政権70年/1票行使して山を動かそう

(2016年06月21日 河北新報)

今年は戦後、女性が国政で初めて参政権を行使して70年の節目の年。改めて原点を思い起こし、あす公示の参院選(7月10日投開票)では有権者として立候補者として、女性の存在感を示してほしい。・・・・

嫡出否認できるのは夫だけ DV被害女性「違憲」提訴へ(2016年6月20日 朝日新聞)

嫡出否認できるのは夫だけ DV被害女性「違憲」提訴へ

(2016年6月20日 朝日新聞)

生まれた子との間に「親子関係がない」とする「嫡出(ちゃくしゅつ)否認」の訴えを夫しか起こせない民法の規定は男女平等などを定めた憲法に違反するとして、兵庫県内に住む60代の女性らが来月にも、国に損害賠償を求めて神戸地裁に提訴する。・・・・

レイプ犯と銃乱射犯に共通する「本物の男」信仰(2016年6月16日 Newsweekjapan)

レイプ犯と銃乱射犯に共通する「本物の男」信仰

(2016年6月16日 Newsweekjapan)

リサ・ウェード(米オクシデンタル大学社会学教授)

<男としての特権的地位を守るためには何をしてもいい──アメリカの一部の男たちが共有する特有のカルチャーが多くの暴力犯罪を生んでいる>

この週末、アメリカは衝撃的なニュースに揺れた。民間では史上最多の犠牲者を出した銃乱射事件だ。理不尽な悲劇は、怒りや悲しみ、そして無力感を引き起こす。・・・・

そこが聞きたい :多数決の結果は民意の反映か 坂井豊貴氏(毎日新聞 2016年6月16日)

そこが聞きたい :多数決の結果は民意の反映か 坂井豊貴氏

(毎日新聞 2016年6月16日)

「勝てば正しい」は間違い 慶応大教授・坂井豊貴氏

 参院選が22日に公示される。結果次第では選挙後に憲法改正の発議や国民投票がある可能性もある。これらは全て多数決で決められる。その結果が民意だとされているからだ。だが、それは本当に正しいのか。・・・・

社説:女性の再婚禁止/完全撤廃へ議論深めたい(2016/06/15 神戸新聞)

社説:女性の再婚禁止/完全撤廃へ議論深めたい

(2016/06/15 神戸新聞)

女性の再婚禁止期間を6カ月(約180日)から100日に短縮する改正民法が先の通常国会で成立した。離婚時に妊娠していないと医師が証明すれば、100日たたなくても再婚が認められる。・・・・

自公、舛添氏不信任で調整 都議会各会派は午後提出(2016/6/14 共同通信)

自公、舛添氏不信任で調整 都議会各会派は午後提出

(2016/6/14 共同通信)

 東京都の舛添要一知事の政治資金流用問題で、公明党の山口那津男代表は14日、知事の不信任決議案を提出する方向で、都議会最大会派で与党の自民党と調整していることを明らかにした。・・・・

(政治断簡)女性議員の増加、ゴールじゃない 編集委員・松下秀雄(2016年6月12日 朝日新聞)

(政治断簡)女性議員の増加、ゴールじゃない 編集委員・松下秀雄

(2016年6月12日 朝日新聞)

1日に閉じた国会の終盤、私が注目したのは女性議員を増やそうという動きだった。 国会や地方議会選挙の候補者は、できる限り男女同数をめざそう。女性の当選者を増やせる仕組みも考えよう。超党派の議員連盟(議連)が話し合いを進め、そのための法案提出に各党の合意を得ようと試みたのだ。・・・・