憲法」タグアーカイブ

1票の格差 「合憲」はお墨付きでない(2017年10月03日 西日本新聞)

1票の格差 「合憲」はお墨付きでない

(2017年10月03日 西日本新聞)

 最高裁の「合憲」判決で「1票の格差」問題が決着したと考えるわけにはいかない。格差是正に向けた国会の責任は、重くなることはあっても軽くなることはない。・・・・

(社説)憲法70年 地方自治を成熟させる(2017年5月15日 朝日新聞)

(社説)憲法70年 地方自治を成熟させる

(2017年5月15日 朝日新聞)

明治憲法に地方自治の条項はなかった。国が知事を任命するなど、徹底した中央統制のもとで国全体が戦争に突き進んだ。

その反省から、日本国憲法は第8章に4条の条文を設けて、中央の権力から自治体が自立することをめざした。

自治体は行政権と立法権をもつ「地方政府」として、中央政府と向き合う形になった。

【社説】憲法70年に考える 9条の持つリアリズム(2017年5月3日 東京新聞)

【社説】憲法70年に考える 9条の持つリアリズム

(2017年5月3日 東京新聞)

日本国憲法が施行されて七十年。記念すべき年ですが、政権は憲法改正を公言しています。真の狙いは九条で、戦争をする国にすることかもしれません。・・・・

[1]「女性と政治と憲法と」立憲主義にとって大切だった「個人」の発見(朝日新聞デジタル2017.3.7)

[1]「女性と政治と憲法と」 立憲主義にとって大切だった「個人」の発見

(朝日新聞デジタル2017.3.7)

立憲デモクラシー講座・岡野八代教授

 同志社大学の岡野八代です。きょうは立憲デモクラシーの会の最後の講座ということで、何度か足を運んでいらっしゃる方もいると伺っています。立憲主義あるいは憲法の歴史を、女性の観点から振り返ると、どういうふうに見えてくるかということを、皆さんと共有できればと思います。

簡単な自己紹介ですが、きょうの話にはほとんど出てきませんけれども、わたしは日本軍慰安婦のことでも長い間、研究をしてきました。

憲法の話の前に、少し日本の現実をみておきましょう。・・・・

(社説)憲法70年の年明けに 「立憲」の理念をより深く(2017年1月1日 朝日新聞)

(社説)憲法70年の年明けに 「立憲」の理念をより深く

(2017年1月1日 朝日新聞)

世界は、日本は、どこへ向かうのか。トランプ氏の米国をはじめ、幾多の波乱が予感され、大いなる心もとなさとともに年が明けた。

 保守主義者として知られる20世紀英国の政治哲学者、マイケル・オークショットは、政治という営みを人々の航海に見立てている。・・・・

社説:憲法審査会 まず立憲主義を語れ(2016年11月18日 朝日新聞)

社説:憲法審査会 まず立憲主義を語れ

(2016年11月18日 朝日新聞)

衆参両院で憲法審査会の実質審議が再開した。

きのうの衆院の審議で、自民党は憲法改正の論点として、環境権、統治機構改革、緊急事態条項、参院選の合区解消、自衛隊の認知などを列挙し、「国民の憲法改正への合意形成をめざす」と意欲をみせた。・・・

「高市氏言及の停波は違憲」 憲法学者ら見解表明(2016年3月3日 朝日新聞)

「高市氏言及の停波は違憲」 憲法学者ら見解表明

(2016年3月3日 朝日新聞)

高市早苗総務相放送法違反を理由に放送局へ「停波」を命じる可能性に言及したことについて、憲法学者らが2日、東京都内で記者会見し、「政治的公平」などを定めた放送法4条を根拠に処分を行うことは憲法違反にあたるとする見解を発表した。・・・・

緊急事態条項」 首相や内閣の独裁を許す危険はらむ(2016.02.09  NEWSポストセブン)

緊急事態条項」 首相や内閣の独裁を許す危険はらむ

(2016.02.09  NEWSポストセブン)

安倍首相が今年、息まいているのが、憲法改正だ。安倍首相にとっては、悲願ともいわれ、9条改正が注目されているが、気をつけるべきは「緊急事態条項」だ。・・・・

 

TSUTAYA図書館の選書問題が揺るがす「図書館の自由」 “不適切図書”は誰にとって不適切?(2015年12月25日 ハフィントンポスト日本版)

TSUTAYA図書館の選書問題が揺るがす「図書館の自由」 “不適切図書”は誰にとって不適切?

(2015年12月25日 ハフィントンポスト日本版)

レンタルチェーン「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などを指定管理者として、10月1日にリニューアルオープンした神奈川県の海老名市立中央図書館がタイの歓楽街ガイド本3冊を購入、市議らから「不適切だ」「女性を不愉快にさせる」と批判を受けた。・・・・

「夫婦同姓」規定は合憲か違憲か 最高裁、初の判断へ(2015年12月14日 朝日新聞)

「夫婦同姓」規定は合憲か違憲か 最高裁、初の判断へ

(2015年12月14日 朝日新聞)

結婚した夫婦は夫か妻の姓に合わせるとした民法の規定は、憲法に違反していないか。最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は16日に言い渡す判決で、初めての憲法判断を示す。・・・・