社説:降格違法判決―妊娠を不利益にしない(2014年10月24日 朝日新聞)

社説:降格違法判決―妊娠を不利益にしない

(2014年10月24日 朝日新聞)

妊娠を理由に降格させることは、よほどの事情がない限り、認められない。 最高裁がそう判断した。

広島市内の病院に勤める理学療法士の女性は、就職後10年で管理職の副主任になった。08年、妊娠がわかって負担の軽い業務に変えてもらえるよう願い出たところ、異動後に副主任の役職を外された。・・・

 

社説:妊娠で降格 マタハラを防ぐ社会に

(毎日新聞 2014年10月24日)

妊娠をきっかけにした配置転換で女性労働者を降格させた事業者の姿勢を、最高裁が厳しく批判した。広島市の理学療法士の女性が、勤務先の病院を訴えていた裁判だ。 男女雇用機会均等法は、妊娠や出産を理由とした女性に対する不利益な扱いを禁じている。・・・