今に響くハンナ・アーレント 官僚の無責任、排外主義…(毎日新聞2017年9月27日)

今に響くハンナ・アーレント 官僚の無責任、排外主義…

(毎日新聞2017年9月27日)

ナチスを生んだ時代にユダヤ人として生きた政治哲学者、ハンナ・アーレントの思想が改めて注目されている。今年は主著の新版が出て、関連書籍コーナーを設ける大型書店も。全体主義と対決したその思想が、なぜ読み直されているのか。安倍晋三政権下の日本社会の現状と何か呼応しているのか。【井田純】・・・