
社説:地域主権論争―「粗雑」VS.「乱暴」を超えて
(2010.9.6 朝日新聞)
いよいよ、分権改革がすすむのか。
なにしろ、首相の座を争う2人が、この国の閉塞(へいそく)感をうちやぶる方策として、そろって分権、地域主権改革を唱えているのだ。
民主党代表選で、菅直人首相は「中央集権国家の霞が関縦割りのマイナスが、いまの日本の停滞につながっている」と指摘し、国のかたちを根本から地域主権に変えると宣言している。
小沢一郎前幹事長も「霞が関から権限と財源を地方に移す以外に方法はない」「官僚の既得権に大なたを」と訴えている。両氏の主張はその通りだ。速やかな具体化を期待する。
前途の険しさは、言わずとしれたことだ。民主党は政権交代を機に、分権を地域主権と言い換えたものの成果は乏しい。「政権の1丁目1番地」のはずが、関連法案はひとつも成立していない。権限や財源を守りたい霞が関の各省の消極姿勢が最大のブレーキだが、これからはねじれ国会という壁も立ちはだかる。・・・
【社説】一括交付金 地域主権へ本気度は?
2010年9月4日 中日新聞
民主党代表選で、遅々として進まない地域主権改革が争点に浮上している。小沢一郎前幹事長が「一括交付金」の導入を強調しているからだ。国と地方の役割を考える、いい機会になってほしい。
小沢氏の政策はおおむね地方に手厚い。一括交付金は、衆院選マニフェストを実行するための財源捻出(ねんしゅつ)策でもあり、一石二鳥と言いたいのだろう。
各府省が使い道を決める「ひも付き補助金」には、縦割りの弊害である無駄遣いが多い。これを自治体の裁量で自由に使える一括交付金に転換すれば、無駄が減り財源が浮くというわけだ。・・・

質問なるほドリ:首長の専決処分って何?=回答・竹内良和
(毎日新聞 2010年9月6日)
<NEWS NAVIGATOR>
◆首長の専決処分って何?
◇議会諮らず条例や予算 後で承認得られなくても有効
なるほドリ 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が乱発して、批判されている「専決処分」って何?
記者 知事や市町村長がやむを得ず、議会に諮らずに条例を定めたり、予算を決めたりすることです。地方自治法に定めがあり、議会で決めるべきあらゆる事項に専決処分が及ぶと理解されています。・・・
「犯罪者扱いされた」 テレ朝の報道 阿久根市長抗議
2010年9月4日 00:17 カテゴリー:社会 九州 > 鹿児島
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は3日、同市政を取り上げたテレビ朝日の番組「サンデーフロントライン」(8月29日放送)に事実と異なる内容があったとして、謝罪と訂正を求める抗議文を同社に送った。・・・
「阿久根市長、どうぞ勝手に」 専決処分巡り鹿児島知事
2010年9月3日
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が臨時市議会で不承認になった専決処分の有効性を主張している問題で、伊藤祐一郎知事は3日の定例記者会見で、専決処分の無効性を改めて指摘し、専決で副市長に選任された仙波敏郎氏について「議会に報告することで正当性を得たかのように振る舞い、副市長だと名乗ることは不可解だ。(2人に対しては)もう、どうぞ勝手にしてください、と思う」と述べた。・・・

通年議会条例公布せず 懇談会で阿久根市長明言 「未執行なら効果なし」
(2010/09/04付 西日本新聞)
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は3日夜、市内で市民懇談会を開き、8月26日の臨時市議会で可決された「通年議会」化の改正条例について「専決処分の阻止が目的。執行しないから何の効果もない」と述べ、条例を公布しない方針を明言した。
地方自治法は、首長に議会から条例の送付を受けた日から20日以内の公布を義務付けている。罰則はない。公布されない条例は効力を発しない。・・・
【関連】
通年議会条例「公布しない」 阿久根市長、市民懇談会で表明
2010.9.4 南日本新聞

情報公開ランキング、神奈川1位 09年度、最下位鹿児島
(2010/09/03 共同通信)
全国市民オンブズマン連絡会議が3日発表した都道府県の2009年度情報公開度ランキングによると、70点満点中58・70点を獲得した神奈川が2年連続トップだった。2位以下は鳥取(55・80)、大分(55・60)、岩手(55・36)と続き、最下位は鹿児島(40・00)。平均は47・38点。・・・
予算づくりに市民参加を 富山でオンブズ全国大会
(2010/09/04 共同通信)
全国市民オンブズマン連絡会議の第17回大会が4日、富山市で始まり、代表幹事の井上博夫岩手大教授が大会テーマの「予算編成」について講演、「市民参加の機会をさらに増やしていかねばならない」と呼び掛けた。
全国から約260人が参加。各地のオンブズマンが自治体の情報公開の取り組みについて報告、分科会で意見交換して5日に閉会する。・・・
富山・全国大会 1日目終了(2010.9.4 市民オンブズマン 事務局日誌)

伊藤知事:阿久根市長の専決処分「6件は違法」/鹿児島
(毎日新聞 2010年9月4日)
阿久根市の竹原信一市長が、副市長選任など議会が承認しなかった専決処分14件を有効としていることについて、伊藤祐一郎知事は3日の定例会見で「臨時議会を招集しない違法状態の中でした専決処分で、違法性を帯びている」と指摘した。
地方自治法は議長から招集要請があれば、首長は20日以内に議会を招集しなければならないと規定しているが、竹原市長はそれに応じず、招集期限後も6件を専決処分した。・・・
阿久根市 不承認の専決処分強行 「放課後教室」市長、小学校に通知
2010年9月4日 西日本新聞
鹿児島県阿久根市教委が、竹原信一市長が専決処分し、8月の臨時議会で不承認となった「放課後子ども教室」事業を強行する方針を市内の脇本小学校に通知していたことが3日、分かった。伊藤祐一郎知事は同日、市長が「議会は不承認でも専決処分は有効」と主張していることについて「違法で不可解。議会制民主主義を否定している」と批判した。
■「民主主義を否定」 鹿児島知事
放課後子ども教室は、民間人が児童に勉強やスポーツを指導する・・・
【関連】
議会報告で「有効」は不可解=阿久根市副市長人事で-伊藤鹿児島知事
(2010/09/03 時事通信)


