
読む政治:小沢氏不起訴(その1) 官邸、一時「ポスト小沢」選び
毎日新聞 2010年2月7日 東京朝刊
◇首相周辺「もしもの時のため、考えてください」
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地購入をめぐる事件で東京地検特捜部が強制捜査に踏み切って20日余。小沢氏の不起訴決着までの間、政界は捜査の行方に翻弄(ほんろう)された。鳩山由紀夫首相も「盟友」を擁護しつつ、鳩山官邸は「ポスト小沢」へと一時動いた。
「輿石東参院議員会長や山岡賢次国対委員長を(幹事長に)上げるのが一番いい。もしものときのため、考えておいてください」
鳩山首相に周辺グループからこんな幹事長人事案が寄せられるようになったのは1月末。同23日、小沢氏が東京地検の事情聴取を受け、聴取後の記者会見で「与えられた職責をまっとうしていきたい」と幹事長続投に意欲を示していた。
読む政治:小沢氏不起訴(その2止) 「検察との対決」を演出、聴取応諾で活路
毎日新聞 2010年2月7日 東京朝刊
◇非小沢氏系七奉行、共倒れ危機「みんなで首相守ろう」 狙いは「小鳩分断」
「検察当局の公平公正な捜査の結果はそのまま受け止めたい」。資金管理団体「陸山会」の土地購入事件を巡り、東京地検が不起訴処分を決めた4日夜、民主党の小沢一郎幹事長は党本部で記者団に淡々と語った。
「検察との戦い」を党大会(1月16日)の舞台で宣言してから約20日。だが、検察への対抗心は党大会をピークに漸減し、同23日と同31日の2回にわたる東京地検の事情聴取を経て不起訴決着へと向かった。経過をたどると、検察との対決を「演出」しつつ、着地点を模索した「小沢戦略」の一端が見え隠れする。・・・
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毎日新聞 2010年2月7日
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