(思想の地層)国会前を埋めるもの 日常が崩れゆく危機感 小熊英二
(2015年9月8日 朝日新聞)
8月30日に、国会周辺を万余の人が埋めた。その背景は何だろうか。
この運動は、「68年」とは異質だと思う。「68年」の背景は、経済の上昇期に、繁栄と安定に違和感を抱く学生が多かったことだ。そこには、安定した「日常」からの脱却と、非日常としての「革命」を夢見る志向があった。・・・・
(2015年9月8日 朝日新聞)
8月30日に、国会周辺を万余の人が埋めた。その背景は何だろうか。
この運動は、「68年」とは異質だと思う。「68年」の背景は、経済の上昇期に、繁栄と安定に違和感を抱く学生が多かったことだ。そこには、安定した「日常」からの脱却と、非日常としての「革命」を夢見る志向があった。・・・・
(2015年8月20日 東京新聞)
女性の国会議員を増やす選挙制度を検討している与野党超党派の国会議員連盟は十九日、選挙の立候補者ができる限り男女同数となることを目指す「政治分野における男女共同参画推進法案」の骨子案を公表した。・・・・
(2015年6月13日 沖縄タイムス)
今春の統一地方選で地方議会に議席を得た全議員に占める女性の割合は14・2%で、政党別に見ると自民党の当選者中の女性は5・7%と主要政党では最低だったことが・・・・
(6月11日 NHKニュース)
労働者派遣法の改正案を巡って、維新の党は、党の主張などが与党側に一定程度受け入れられたとして、衆議院厚生労働委員会での採決に応じる方向で調整に入り、・・・・
(毎日新聞 2015年06月05日)
「バカヤロー」や「無党派は寝ててくれたらいい」のような歴史に残る暴言があったわけではない。だが、安全保障法制を巡る一連の答弁は、いかがなものか。・・・・
(2015年6月4日 東京新聞)
衆院憲法審査会は四日午前、憲法を専門とする有識者三人を招いて参考人質疑を行った。いずれの参考人も、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案について「憲法違反」との認識を表明した。・・・・
(2015年5月6日 朝日新聞)
国会議員の仕事は、昼だけではない。 「遅くなりすみません」。今年2月の午後8時すぎ、甲府市中心部の居酒屋に、自民党の宮川典子衆院議員(36)が走り込んだ。・・・・
(2015年3月17日 日刊ゲンダイ)
まさか、21世紀の国会で、この言葉を聞くとは思わなかった。16日の参院予算委で、質問に立った自民党の三原じゅん子議員(50)が「八紘一宇」という戦前・戦中のスローガンを唐突に持ち出し、「日本が建国以来、大切にしてきた価値観」とまで言ってのけた。・・・・
(2015年3月19日 朝日新聞)
「日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇(はっこういちう)」――。三原じゅん子・自民党参院議員(50)の発言は唐突だった。戦後70年の国会で、かつての戦争遂行のスローガンがなぜ?・・・・
(2015年3月17日 朝日新聞)
同性愛や性同一性障害といった性的少数者への差別をなくそうと、初の超党派の国会議員連盟が17日、発足する。国際オリンピック委員会(IOC)が性的指向による差別禁止を掲げる中、2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、政治のレベルで国際的な人権問題として取り組みを進める。・・・・